Yumeville

Holochain デベロッパーパルス No.59

ホロホスティングおよび様々な今後のアップデート

概要

今回のデベロッパー・パルスは、Holoの開発を振り返り今後の歩みを説明します。 HoloホスティングアプリとNixパッケージの最近のアップデートを説明し、HoloFuelアプリ、ホロポート管理者ダッシュボード、Holoツールと様々な製品に関連する他のいくつかにも注目していきます。また、当社のhAppy (ホロチェーンアプリ)チームは、Open Alphaへの勢いを維持するために自分たちのプロセスをどのように改善してきたかについても説明したいとのことで、今回のデベロッパーパルスでもそれを説明します。これらのテーマの詳細な更新については、Holochainブログをご覧ください。

トピック

  1. HoloホスティングおよびHolo Nixパッケージのアップデート
  2. 近日公開:HoloFuelアプリとHP管理ダッシュボードのアップデート
  3. hAppyチームのアップデート

HoloホスティングおよびHolo Nixパッケージのアップデート

Holoホスティング

HoloPort所有者がデバイスとやり取りする主な方法であるHoloホスティングアプリについて、ここ数週間でいくつかのアップデートをお伝えしました。(HoloPortの管理者ダッシュボードの紹介を参照してください)。これらのアップデートでは、Holochain-Rustのバージョンを0.0.39-alpha4へのアップグレード及び、不要なインポート機能の削除も含まれています。

Holo Nixパッケージ

同様に、デベロッパー・パルス48で説明したビルドプロセス中にHolo Hostingが使用するNixパッケージをアップデートしました。Holoにルートされたホストがホロポート管理者UIにアクセスできるようにし、ベクター画像が表示されない原因となるMIMEタイプの処理に関連するバグを修正しました。また、新しい関数であるbuildDNAを追加しました。この関数は、テストやその他のタスクに追加のコンポーネントを必要とするDNAを開発するための新しい標準ファイル(shell.nixおよびdefault.nix)を提供します。さらに、HoloPortOSをセットアップした際に、テスト用のパブリックsim2hサーバーにデフォルト設定するようにしました(以前のsim2hの説明と、テストフェーズでこのネットワーキング機能が重要な理由を参照してください)。

詳細

近日公開:HoloFuelアプリとHP管理ダッシュボードのアップデート

HoloFuelアプリ

10月には、HoloFuelアプリのツアーをし、HoloFuelを送受信し、資金を追跡する方法を説明しました。既に述べたように、ブランディング、色、定型化されたコンポーネントを含まないアプリの動作バージョンのみを説明しました。それ以来、いくつかのアップデートを行い、本格的なリリースにかなり近づきました。現時点では、改良されたスクリーンショットを共有することはできませんが、リリース時には、変更内容の完全な要約を提供したいと思います。

Holoポート管理者ダッシュボード

デベロッパーパルス49でホロポート管理者ダッシュボードについて説明し、デベロッパーパルス55でどのように表示されるかを示すスクリーンショットを紹介しました。まだご覧になられていない場合は、チェックしてみてください。まだリリースできていませんが、あの頃からさらに改良をしているので、近いうちに完成したら、共有します。

ユーザビリティ

Open Alphaに近づくにつれて、皆様の期待に応え、Holo製品とツールを使いやすくなるようにしています。 hAppyチームは、テスト中に使用する基準、望ましい結果、設計者と開発者向けのガイドラインの定義など、使いやすさに関する多くのフィードバックに取り組んできました。また、Holoポートのテストに関与する社内チームメンバーが、使いやすさの目標を達成するためにどの改善が必要かを判断できるように支援しています。

hAppyチームのアップデート

Open Alphaに近づくにつれて、hAppyチームは、Holoセントラルチームとの多くの統合作業およびチーム間のコラボレーションを続けています。行われているチーム間のコミュニケーションは、Open AlphaリリースでのHoloPort所有者に関連する作業やHoloポートの使用に影響を与えます。チームが行った統合作業の最近の例には、HPクイックスタートHP Init(HoloPort初期化)プロセスとHoloFuelアプリのUI拡張があります。

他社の大きなリリースと同様に、チームはお互いに依存しているため、チーム間でのコミュニケーションはとても重要です。 hAppyチームは、メンバーや他のチームとの明確でオープンなコミュニケーションチャネルを維持することが重要だとの認識を持っています。そのため、HoloセントラルのプロダクトオーナーであるAlastair Ongをボトルネックが発生したときに重要な保留中のやるべきことを明確にするためのスタンドアップ(日々行うミーティング)に招待しました。これだけで、いくつかのボトルネックが回避され、多くの誤解を与える原因を取り除きました。今後、HoloおよびHolochainの有効性と魅力を向上させる新しいソリューションを考え出したいと思います。

Holochain Core Conceptsとチュートリアル

皆さんの意見が聞きたいです!Holochainの理解に最も有益なドキュメントの作成の支援をお願いしたいと思います。Holochain Core Concepts(英語)やチュートリアル(日本語版)をすでに読んだり、完了している場合は、この簡単なスレッドに(日本語で大丈夫です!)回答して、あなたの経験についての感想や、今後あなたをどの様に支援できるか教えてください!

開発ステータス

Holochain Coreリリース: 0.0.40-alpha1| 変更ログ 次リリース:0.0.41-alpha1

Holoscapeリリース:v0.0.4-alpha

Holonixリリース:v0.0.54

Try-o-rama(エンドツーエンドテストツール)リリース:v0.3.0-rc.6

出典:Updates to Holo Hosting and Coming Attractions