HoloFuelアプリユーザーインターフェース MVP v0.1.1の紹介とアプリの詳細
概要
今週のデベロッパーパルスでは、また別のUIの紹介をしたいと思います。今回は、HoloFuelアプリの現在のバージョンの紹介です。アクセスしやすい、モバイル対応しているインターフェースで、HoloFuelを他のユーザーと送受信しあう方法をお見せします。このアプリがHoloネットワークでのホスティングサポート、特にユーザーの手に渡ることを我々は楽しみにしています。
トピック
- HoloFuelアプリユーザーインターフェース MVP v0.1.1の紹介
詳細
過去数週間にわたって、UIに焦点を当てながら、Holoエクスペリエンスを更に良くするアプリを紹介してきました。アプリが実際にどのように機能するかを示すこれから表示するスクリーンショットは非常に重要なものです。これは、ユーザーの視点からさまざまなテクノロジー層がどのように機能するかを見ることができるためです。今週は、Holo ネットワークの重要なアプリの1つである、HoloFuelと呼ばれる暗号通貨での支払いを送受信するための同じ名付けであるHoloFuelというアプリのユーザーインターフェースを紹介します。
HoloFuelアプリについて
HoloFuelは、スケーラビリティ、透明性、およびアカウンタビリティの追求を理念として一から構築されています。 Holoのホスト者(HoloPort 所持者)は、HoloネットワークでアプリをホストすることでHoloFuelを獲得します。 HoloFuelアプリを使用すると、ユーザーは他のユーザーからホスティングサービスの支払いを受け取ることができます。 Square社のSquare Cashアプリを使用して従来の通貨で人々に支払いを行うのと同じように、HoloFuelを他の人に送信することができます。 HoloFuelアプリは、Holoネットワーク上の他のアプリと同じように機能します。ホスト者のコンダクターを介してDNAインスタンスに接続するため、DNAバージョンとビルドの許容範囲で相互作用します。
重要なこととして、HoloFuelはHoloエコノミーへの入り口であり、またこのエコノミーのガーディアンでもあります。当社の、通貨の獲得と取引(および新しいバリュードリブンなインターネットへの影響)に対するアプローチは、新しくとてもワクワクさせられるものですが、従来の方法と大いに異なるものでもあります。このため、私たちの目標は、このシステムの機能を、その複雑さのすべてにおいて、クリーンでシンプルで使いやすいユーザーインターフェースに導くことです。
それでは、アプリを見ていきましょう。
メニュー
メニューアイコンをタップすると、アプリのすべての機能にアクセスできます。
- Inbox(受信ボックス):他のHoloFuelユーザーからのオファーやリクエストを表示したり応答する
- Offer(オファー):HoloFuelを送信するオファーを作成する
- Request(リクエスト):誰かにHoloFuelを送信してもらうようにリクエストする
- History(履歴):他人への支払いや他人からの支払いなど、今までのすべてのやり取りを表示する
また、メニューには、HoloFuelアプリの免責事項および利用規約へのリンクもあります。
Inbox(受信ボックス)
受信トレイでは、他のユーザーからのオファーやリクエストが表示されます。これらは完了したトランザクションではなく、あなたからのアクションを必要とするトランザクションです。トランザクションが完了すると、履歴に表示されます。各オファーとリクエストには、ユーザーが実行するアクションがあります。緑色の[Accept]ボタンをタップして、オファーされている金額をアカウントに追加するか、赤い[Pay]ボタンをタップして、要求された金額をアカウントから差し引くなどのアクションです。取引が処理される前に、オファーまたはリクエストの承諾の確認を求められます。
また、オファーやリクエストを拒否することもできます。
Offer(オファー)/Request(リクエスト)
トランザクションがどのように行われているかの仕組みの次に説明します。
オファーを送信するには、「Offer」セクションに移動します。 [To]フィールドにユーザーのエージェントIDを入力します。これを取得するには、受信トレイに移動し、ユーザーのアバターをタップしてエージェントIDをコピーします。
そして[To]フィールドにエージェントIDを貼り付けます。ユーザーのニックネームがある場合は、フィールドの横に自動的にニックネームが表示されます。
他のユーザーと取引したり通信するには、そのユーザーのエージェントIDを取得することが重要です。現在、他のユーザーのエージェントIDをより直接的に取得するための方法に取り組んでいます。1つのニックネームを複数のエージェントIDにリンクすることはできないことは覚えておいてください。
次に、他のフィールドに入力します。オファーしたい金額を入力すると、それに応じて1%の取引手数料(および合計)が自動的に入力されます。
メモを[Notes]フィールドに追加して、準備ができたらオファーを送信します。
オファーを送信すると、History(履歴)に表示されます。
リクエストも同じように機能します。エージェントID、要求する金額、そしてメモを入力します。
History(履歴)*
履歴には、以前の完了済みおよび保留中(まだ承諾/拒否されていないオファーおよびリクエスト)のトランザクションがすべて表示されます。他のユーザーが承認する前に、保留中のトランザクションをキャンセルすることもできます。その場合は、キャンセルの確認を求められます。
*注意:履歴画面のスクリーンショットは後日共有されます。
次のステップ
私たちは、HoloFuelアプリに新しい機能を追加し続けています。前述のように、オファー/リクエストを行うときに、PersonasアプリのDNAやコミュニティチャットアプリを介して、ユーザーのエージェントIDを簡単に取得できるようにしたいと考えています。また、非同期トランザクションから同期トランザクションに移行したいと考えています。つまり、毎回入金を承認する必要がなくなるということです。 HoloFuelアプリに慣れたら、皆さんからも改善方法などについてフィードバックをお寄せください。
Holochainフォーラム
皆さんの意見が聞きたいです!Holochainの理解に最も有益なドキュメントの作成の支援をお願いしたいと思います。Holochain Core Concepts(英語)やチュートリアル(日本語版)をすでに読んだり、完了している場合は、この簡単なスレッドに(日本語で大丈夫です!)回答して、あなたの経験についての感想や、今後あなたをどの様に支援できるか教えてください!
開発ステータス
Holochain Coreリリース: 0.0.34-alpha1| 変更ログ 次リリース:0.0.35-alpha1
Holonixリリース:v0.0.39
Try-o-rama(エンドツーエンドテストツール)リリース:v0.1.3